万一に備える生命保険ですが、種類も多く全部理解するのは大変です。就職や結婚・子育てを機に必要性を感じても、忙しいなか難しいのではないでしょうか。
そんなときに便利なのが、一定の基準をもうけて生命保険を比較・検討する手法です。具体的には、備える目的・必要な期間・保障される金額・保険料負担の4つで整理すると、迷いにくくなります。
この記事では、生命保険が何に備える保険で、どんな種類があって、みんながどうしていて、自分はどういう基準で検討したらよいか、生命保険の選び方について解説していきます。
生命保険は何のためにあるのか
生命保険とは何かを、きちんと認識している方は少ないかもしれません。死亡への備えがまず思い浮かびますが、入院や手術の治療費、働けない間の収入、老後の生活費や子どもの教育費への備えも、生命保険の仲間です。どんなときに役立つかを確認すると、保険を選ぶ手がかりが得られます。
お金で困る事態に備える仕組み
家族の誰かが亡くなる、大きな病気やけがで入院する、働けなくなる。こうした事態が起きると、治療や葬儀で出費が増えるのにくわえ、大黒柱の収入が減ってしまうことも。
手持ちのお金だけで足りなければ、家族の生活費の心配まで発生します。生命保険は、「いざというとき」にまとまったお金や給付金を受け取れるよう備える保険です。
たとえば住宅の購入を考えてみます。住宅ローンを組むと、多くの場合セットで「団体信用生命保険(団信)」という生命保険に入ります。ローンが残ったまま契約者が亡くなると、遺された家族に返済が残り、住まいを手放すことにもなりかねません。
団信に入っていれば、残りのローンは保険で完済され、家族は住まいを失わずに済みます。困る事態が起きたときに、お金の形で家族を守る。生命保険の働きは、どれもこの形です。
生命保険の仕組みや種類のくわしい解説は、生命保険とは?仕組みや種類をはじめての人向けにわかりやすく解説にまとめています。
結婚や出産は保障の必要性が変わる合図
就職や結婚・子育てをきっかけに保険を考え始めるのは、自分の収入で守る相手と、これから出ていくお金が変わるからです。配偶者ができれば遺された側の生活費という心配が生まれ、子どもが生まれれば教育費が加わります。
守る相手と出ていくお金がどう変わったか。それが、このあと保険を選んでいくときの手がかりになります。
生命保険の選び方は大きく3通り
守る相手や出ていくお金の変化という手がかりを、保険選びにどう生かせばよいか。
生命保険の選び方でよく聞くのは、次の3つです。すすめられたものから選ぶ、保険料の予算から選ぶ、そして備えたいことから決める。選び方それぞれのメリット・デメリットを比べてみましょう。
すすめられたものから選ぶ、予算から選ぶ、備えたいことから決める
親や職場の人、保険会社の担当者にすすめられたものから選ぶ決め方は、身近な人の実感がこもっていて、検討の手間もかかりません。就職したての時期など、じっくり調べる余裕がないときに選ばれやすい決め方です。ただ、すすめてくれた人の家計や家族構成は、自分のものとは違います。
保険料の予算から選ぶ決め方は、月々いくらまでと先に決めて、その中に収まる商品を探します。家計を崩さない点は確かな長所です。一方で、金額に収まることと、備えが十分かは別の問題として残ります。
最後に、何に備えたいかを決めてから絞り込む決め方です。時間はかかりますが、自分が納得して選ぶことが大事です。
備えたいことから決めると後悔しにくい理由
すすめられたものから選ぶ決め方にも、予算から選ぶ決め方にも、共通する弱点があります。あとから「この保険は自分に合っているのか」と聞かれたときに、答えられないことです。
答えを持たないまま払い続けた先にあるのが、「自分に合っているのか分からない」という後悔です。すすめられたから、予算に収まったから、という理由は、生活が変わったときの見直しの基準になりません。
備えたいことから決めていれば、何のための保険かを自分の言葉で説明でき、見直すときも同じ基準で考え直せます。
そこで、備えたいこと、言い換えれば何が心配かを起点に、次の決めごとを順番に埋めていきます。
- 何が心配か(備える目的)
- いつまで備えるか(期間)
- いくら備えるか(金額)
- 毎月いくら払うか(保険料)
この4つの決めごとは、順番に意味があります。心配事が決まると、候補になる保険の種類が絞れます。心配事に終わりがあるかどうかで期間の目安がつき、期間と金額が見えてはじめて保険料を考えられる。前の答えが次の選択肢を絞る仕組みです。
商品や保険料から先に入ると、この絞り込みが働かず、どの心配にどの保険の種類で備えるかが決まりません。

手順1 何が心配かで、選ぶ保険が見えてくる
最初の決めごとは、何が心配かです。生命保険はどれも「お金の心配」に備える仕組みで、心配事の中身が決まれば、候補になる種類はおのずと絞れます。手がかりは、保険を考え始めたきっかけそのものにあります。
保険を考えたきっかけを心配事の言葉にする
保険を考え始めたきっかけを、具体的な心配事の言葉にしてみてください。
結婚したなら、「自分に万一のことがあったとき、配偶者の生活費はどうなるか」。子どもが生まれたなら、そこに「教育費を出し続けられるか」が加わります。住宅を購入したなら「働けなくなっても返済を続けられるか」。就職して独り立ちしたばかりなら、扶養する相手はいないので、「貯蓄が少ないうちに入院したら治療費を払えるか」の方が現実的な心配です。
心配事は、おおむね次の5つに分けられます。遺された家族の生活費、入院や手術の治療費、働けない間の収入減、老後の生活費、子どもの教育費です。
心配事と保険の種類の対応表
それぞれの心配事には、対応する保険の種類があります。同じ種類でも、商品や特約(基本の保障に追加するオプション)によって保障の中身は変わるので、この表は対応の見当を付けるための整理として見てください。
| 心配事 | 対応する保険の種類 | 主に関係する人 |
|---|---|---|
| 遺された家族の生活費 | 死亡保険(亡くなったときにまとまったお金が支払われる) | 配偶者や子どもなど、収入で支えている相手がいる人 |
| 入院や手術の治療費 | 医療保険・がん保険(入院や手術に応じて給付金が出る) | 貯蓄から医療費を出すと生活が揺らぐ人 |
| 働けない間の収入減 | 就業不能保険(働けない状態が続く間の収入を補う) | 自営業やフリーランスなど、休むと収入が大きく減る人 |
| 老後の生活費 | 個人年金保険(決めた年齢から年金形式でお金を受け取る) | 公的年金に上乗せする蓄えを作りたい人 |
| 子どもの教育費 | 学資保険(進学の時期に合わせてお金を受け取る) | 教育費を計画的に準備したい人 |
それぞれの種類の仕組みをくわしく知りたくなったら、生命保険とは?仕組みや種類をはじめての人向けにわかりやすく解説で確かめられます。この段階で決めるのは、自分の心配事がどの行に当たるか、その見当までです。
治療費の心配については、公的な健康保険で自己負担が頭打ちになるため、貯蓄で足りる人もいます。医療保険が要るかどうかは、入院で出ていく金額と、手元の貯蓄や収入の状態を突き合わせて決める問題です。入院にかかる実額と判断のしかたは、次の記事でくわしく確かめられます。
医療保険は必要か?いらない理由と、どこまで備えるか決める3つの質問
心配事が複数あるときは気がかりの大きいものから
子どもが生まれた直後のように、生活費も教育費も治療費も全部が気になって、心配事を1つに絞れないこともあります。
その場合は、いま気がかりのいちばん大きいもの1つから考え始めてください。すべての心配に同時に備えようとすると、保険料が膨らんで続けられなくなります。
まず一番大きな心配事について保険でカバーし、残りの心配事は家計に余裕があるかを見ながら、あとから足すかどうかを決めれば間に合います。
手順2 いつまで備えるかの期間で、定期型か終身型かを選ぶ
心配事が決まったら、次はその心配がいつまで続くかを考えます。生命保険は保障が続く期間で大きく2つに分かれ、定期型・終身型という用語が出てくるのもここです。心配事に終わりがあるかどうかが、そのまま期間の答えになります。
終わりのある心配には保険期間が決まった定期型
子どもが独立するまでの生活費や教育費のように、いつか終わる心配があります。こうした心配に対応するのが定期型です。定期型は、10年間や60歳までのように保険期間が決まっていて、期間が終われば保障も終わります。
その分、同じ保障額なら毎月の保険料を抑えやすい傾向があります。注意したいのは、期間満了後に更新して続ける場合です。更新時の年齢で保険料が計算し直されるので、更新のたびに保険料は上がっていきます。
子どもの独立といった終わりの時期に契約期間を合わせておけば、更新を重ねる前に役目を終えられます。
ずっと続く心配には、一生涯の終身型
一方、葬儀の費用や、年を重ねてからの医療への備えのように、終わりのない心配もあります。こちらに対応するのが終身型で、保障が一生涯続きます。
保険料は定期型より高めな傾向がありますが、加入したときの金額のまま変わらないのが一般的です。若いうちに入るほど、低い保険料のまま保障を持ち続けられます。
心配事のリストに終わりのあるものと続くものが混ざっているなら、定期型と終身型を組み合わせる形も選べます。
手順3 いくら備えるかは、足りない分だけを見積もる
保障額の欄に3,000万円と書くか、1,000万円で止めるか。ここで手が止まる方は少なくありません。保険で備えるべき金額を「必要保障額」と呼びます。考え方はひとつだけ。想定される出費の全額ではなく、そこから既にある備えを差し引いた「足りない分」だけを保険で埋める。
何をどれだけ差し引けるかは、心配事ごとにおおよそ決まっています。
想定される出費から、公的保障と貯蓄を差し引く
必要保障額は、想定される出費から、公的保障、貯蓄、配偶者の収入を差し引いた残りで考えます。
差し引ける公的保障は、心配事によって変わります。遺された家族の生活費に対しては、遺族年金が使えます。国民年金や厚生年金に入っていた人が亡くなったとき、配偶者や18歳到達年度末(高校卒業の年齢)までの子などに支払われる公的年金です。誰がいくら受け取れるかは世帯の状況で変わるので、差し引ける額も一律ではありません。
治療費に対しては、1か月の医療費の自己負担に上限を設ける高額療養費制度が効きます。年収の目安が370万〜770万円の会社員なら、医療費が月に100万円かかっても、公的医療保険が効く治療費の自己負担はおよそ9万3千円で頭打ちです(全国健康保険協会の自己負担限度額をもとに計算。個室の部屋代や食事代は対象外)。
残りの心配事にも、同じように差し引ける公的保障があります。ここでは名前だけ挙げると、働けない間の収入減には、会社員なら収入の一部を補う健康保険の傷病手当金。子どもの教育費には児童手当、老後の生活費には老齢年金があります。
つまり、出費の全額に保険をかける必要はもともとありません。公的保障で埋まる部分、貯蓄で払える部分、共働きなら配偶者の収入で支えられる部分を除いた残りが、保険の出番です。なお、扶養する相手がいない人は、遺された家族の生活費という出費自体が小さいので、差し引くまでもなく死亡保障の必要額は小さくなります。

細かい計算は仮置きでよい
遺族年金の見込額を正確に出し、教育費を進路別に積み上げる精密な計算は、この段階ではしなくて構いません。「出費はおおよそこれくらい、公的保障と貯蓄でここまで埋まりそうだから、足りないのは数百万円か、数千万円か」という桁の見当で、手順4に進めます。
金額は生活が変わるたびに動くものなので、精密に計算しても数年で古くなるのが実情です。それより、足りない分だけ埋めるという考え方を持ち続けることの方が、長く役に立ちます。
世帯モデル別の計算例と実額の出し方は、次の記事が手順つきで解説しています。
子育て世代の生命保険はいくら必要?必要保障額の計算方法とプロが教える選び方
手順4 毎月の保険料は家計から上限を決める
月々いくらまでなら保険料に出せるか。この問いの答えは、商品側ではなく家計側にあります。先に上限を決めてから商品を見る。この順番なら、保障を厚くしたくなったときに、家計の負担も踏まえて判断できます。
保険料の上限を先に決めると続けやすい
生命保険の保険料は、10年、20年と払い続ける固定費です。途中でやめると保障が消え、それまで払った保険料も戻らないことが多いので、無理なく続けられる金額かどうかが何より重要になります。商品を見る前に、毎月の収支からいくらまでなら出せるかを決めてください。
参考として、生命保険文化センターの2025(令和7)年度「生活保障に関する調査」によると、生命保険に加入している人が1年間に払い込む保険料の平均は17.1万円、月に直すとおよそ1万4千円です。
ただし、これは年代も家族構成も違う人たちを平均した数字です。平均に合わせるのではなく、自分の家計から上限を決めるのが本筋で、平均は「かけすぎていないか」を振り返る物差しくらいに使ってください。
掛け捨て型と貯蓄型は目的で選ぶ
保険料の上限を決めると、掛け捨て型か貯蓄型かという迷いにも答えが出せます。掛け捨て型は、満期や解約で戻るお金がほとんどない代わりに、同じ保障額なら保険料を抑えた型です。貯蓄型は、終身保険や学資保険、個人年金保険のように保障と積み立てを兼ねる型で、保険料は高くなりますが、解約時や決めた時期にお金を受け取れます。
どちらが正解という話ではありません。子育て期に大きな死亡保障が必要で、貯蓄は預金や投資で別に進めたいなら、掛け捨て型で保険料を抑える形が向きます。保障を持ちながら、仕組みの力で貯めていきたいなら貯蓄型が候補になります。ただし貯蓄型は、早い時期に解約すると受け取る額が払い込んだ保険料を下回ることがあるため、続けられる保険料に収まっているかを先に確かめてください。分かれ目は、貯蓄の状況と、その保険に何をさせたいかという目的です。
年代と家族構成で変わる生命保険の選び方
何が心配か、いつまで備えるか、いくら備えるか、毎月いくら払うか。この4つの決めごとはどの年代でも共通ですが、どこに重みを置くかは年代と家族構成で変わります。年齢を重ねるにつれて心配事の中心が移っていくからです。独身か子育て中かの違いでも、重みの置きどころは動きます。自分に近い見出しから読んでください。

20代は保険料の負担の軽さと医療への備えから
20代で扶養する相手がいなければ、大きな死亡保障が要らないケースが目立ちます。一方で貯蓄がまだ少ない時期なので、入院や手術の治療費がお財布に響きやすく、医療への備えの優先度が上がる場合があります。
保険料は加入時の年齢が若いほど抑えやすいので、終身型の保障を安く持ち始められる時期でもあります。結婚など生活の変化があったら、手順1に戻り、何が心配かを言葉にし直すところから考えてください。
30代と40代は死亡保障を厚くする時期
結婚、出産、住宅購入が重なりやすい年代です。配偶者や子どもの生活費、教育費という心配事が加わり、死亡保障を厚くする必要が出てくる世帯が少なくありません。一方で共働きで双方に十分な収入がある世帯では、片方に万一のことがあっても収入が全部は途絶えないので、必要保障額が片働き世帯より小さくなる場合もあります。
住宅を購入した人は、団体信用生命保険の契約内容を確かめてください。契約者が亡くなると残りのローンが保険で完済されるため、遺された家族の住居費の心配が実質なくなり、その分を死亡保障から差し引いて考えられます。既に持っている保障を数えずに新しい保険を足すと、備えが二重になります。
50代は保障の縮小と老後への備え
子どもの独立が視野に入り、生活費や教育費の心配が縮んでいく場合が多い年代です。死亡保障を減らして保険料を軽くし、浮いた分を老後の生活費や医療への備えに回すという、重みの移し替えを検討する時期に当たります。
一方で、子育てが続いている世帯や住宅ローンの残りが大きい世帯では、死亡保障を維持する判断もあります。年齢だけで決めず、手順3に戻って想定される出費から公的保障や貯蓄を差し引き直し、いまの足りない分を確かめるのが近道です。
60代以降は死亡保障より医療と介護
収入で支える相手がいなくなっていれば、大きな死亡保障の役目は小さくなる場合が多く、備えの中心は医療や介護、葬儀の費用のような残された人の負担を軽くするお金に移ります。死亡保障を残すなら、一生涯続く終身型で葬儀費用程度の金額に絞る形が候補になります。
一方で、年金収入の中から保険料を払い続けることになるので、保障の広げすぎは家計を圧迫します。入院歴や治療中の持病があると、加入時の告知で入れる保険が絞られる場合もあり、いま持っている保障を活かす方向も含めて考える年代です。
独身か子育て中かで死亡保障の重みが変わる
同じ年代でも、独身か子育て中かで死亡保障の重みは大きく変わります。独身で扶養する相手がいなければ、遺された家族の生活費という心配事自体が小さいので、医療、働けない間の収入減、老後の備えが中心になる傾向があります。
一方で、独身でも、ひとり親として子どもを育てている人や、親の生活費を支えている人は、収入で支える相手がいます。この場合の死亡保障の優先度は、子育て世帯と同じように高くなります。世帯の形ではなく、自分の収入に生活を頼っている人がいるかどうかで判断してください。
保険会社や商品で迷ったら4つの決めごとに戻る
手順を終えて形が見えても、最後に「では、どの会社のどの商品にするか」で止まる方は少なくありません。ここで会社の知名度やランキングを調べ始めると、振り出しに戻ります。迷ったら、4つの決めごとに戻ってください。
会社の知名度やランキングで決めなくてよい理由
知名度やランキングが答えてくれるのは「どの会社が有名か、人気か」であって、「自分に何が必要か」ではありません。順位を見比べても、自分の心配事に合う保障かどうかは分からないままです。
逆に、何が心配か、いつまで、いくら、毎月いくらという4つの答えを持っていれば、どの保険会社のどの商品を前にしても、同じ基準で見比べられます。選ぶ基準は会社側の評判ではなく、自分側の決めごとに置く。
決めごとを持って無料相談を使う
それでも、一人で整理しきれない部分は残ります。たとえば同じ「病気に備えたい」でも、治療費の心配なら医療保険、治療中の収入減の心配なら就業不能保険と、心配事の切り分けの段階で知識が要る場面があるからです。
その部分は、FPへの無料相談で整理できます。相談の場では、心配事を聞き取って切り分けるところから、必要保障額の試算、条件に合う商品の比較まで、4つの決めごとを一緒に埋めていく形です。仮置きの答えを持って行けば、話はさらに早く進みます。無料でどこまで相談できるのか、なぜ無料なのかは、次の記事で確かめられます。
生命保険の選び方でよくある質問
ここまでの手順に当てはまらない、個別の疑問に4つ答えます。
- 生命保険は何歳から入るべきですか?
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何歳から入るべきという決まりはありません。判断材料は2つあります。保険料は加入時の年齢で決まり、年齢が上がるほど高くなること。そして、持病や入院歴があると入れる保険が絞られるため、健康なうちの方が選べる幅が広いことです。ただし、扶養する相手がいないのに大きな死亡保障へ急いで入る必要はありません。自分や家族がお金で困る事態が実際にあるかどうかで決めてください。
- 健康に不安があっても生命保険に入れますか?
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生命保険に入るときは、健康状態や過去の病歴を保険会社に申告します。この手続きが告知です。告知の内容によっては契約できない場合がありますが、告知の項目を少なくした引受基準緩和型という保険もあり、持病があっても入れる場合があります。保険料は割高になる傾向があるので、まず通常の保険に入れるかどうかから確かめてください。
- 複数の生命保険に入ってもよいですか?
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複数の保険に入ることはできます。死亡保険と医療保険を別々の会社で契約するような組み合わせも珍しくありません。注意したいのは保障の重複です。同じ心配事に二重に備えると、その分の保険料が家計を圧迫します。追加する前に、加入中の保険の保障内容を並べて、心配事との対応を確かめてください。
- 入ったあとの生命保険はいつ見直せばよいですか?
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結婚、出産、住宅購入、子どもの独立など、心配事が変わったときが見直しの時期です。心配事、期間、金額、保険料のどれかの答えが変わったら、保障もそれに合わせて考え直します。実際にどんなタイミングで見直されているかは、保険の見直し、みんなどうしてる?で紹介しています。
まとめ 生命保険は心配事から順に決める
生命保険の選び方は、おすすめやランキングからではなく、4つの決めごとを順に埋めていくことです。何が心配かを決めると候補の種類が絞れます。心配に終わりがあるかで定期型か終身型かの目安がつきます。金額は、出費から公的保障や貯蓄といった既にある備えを差し引いた足りない分だけ。毎月の保険料は家計から上限を決める。答えはすべて仮置きで構いません。仮置きの答えを持って相談すれば、そこから先の整理は一気に早くなります。
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